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山口ゆめ回廊博覧会

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実施期間:2019〜2021年
※BEPPU PROJECT代表理事としての実績

山口県央連携都市圏域(山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町)で行われた多様なイベントの集合体。 山出は『山口ゆめ回廊博覧会』のコンダクター(プロデューサー)として、圏域の美しい伝統・文化や自然、食等を合わせて紹介し、圏域の魅力を全国に発信することで、アフターコロナに向けた顧客開発事業になることを目指して計画した。 これまで連携することが少なかった7市町の連携をコーディネートしたほか、観光面に力を入れてこなかった自治体へのアドバイスも行った。

7市町の地図を用いたキービジュアル
シンボル作品『ゆめの宝船』林 隆雄
photo by SatoruEMOTO, SARUTO Inc.
シンボル作品『鳴る色(Ringing Colors)』曽谷朝絵
photo by SatoruEMOTO, SARUTO Inc.

『7つの市町でつなぐ、7色の回廊』をテーマに定め、圏域の認知度の向上と唯一性を高める様々な取組みを実施し、『山口ゆめ回廊博覧会』全体では既存の事業を含め200を超える事業を実施した(事務局の主催事業の制作はBEPPU PROJECTスタッフが担当)。2021年7月1日〜12月31日の会期で、来場者484,191人、オンライン参加者475,358人を達成した。

Yumehaku Art & Food in RURIKOJI『Osmosis 滲透』船越雅代
Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum『つみくさあそび』羊屋白玉(指輪ホテル)

データから見えてきた課題

  • 平成28年度から外国人旅行者が増加傾向。県外観光客は平成27年度からほぼ横ばい。課題は県外観光客の少なさ、可能性は外国人旅行者の増加。
  • 圏域内での消費額増加に向けて、滞在時間の延伸に繋がる戦略が必要。欧米豪からの旅行者は3泊以上滞在。彼らは「食」や「アート」に興味や関心を寄せている。

ターゲットや実施すべき事業

  • 人口規模が大きく、外国人旅行者の出入国地でもある隣接する観光地、 広島・福岡を重点的な広報エリアとして位置付け、圏域の魅力や博覧会の情報を届ける。
  • 信頼性が高く、効果的な情報拡散をおこなうために、知的好奇心が強く、SNSなどでの発信・拡散力が高い層=高アンテナタイプを取り込む。
  • 高アンテナタイプにこの圏域まで足を運んでもらうために、広島・福岡にない価値の創出が不可欠。 ここに行かなければならない、参加したいと思えるような“エッジの効いた”事業を実施。

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