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国東半島での現代アートプロジェクト

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実施期間:2013〜2021年
※BEPPU PROJECT代表理事としての実績

神仏習合が生活に残る国東半島を舞台に、場所の力を引き出すアートと、それらを巡る旅。その途上で出会う地域の歴史や魅力。
『国東半島芸術祭』『国東半島カルチャーツーリズム推進事業国東市実行委員会』の総合ディレクターとして、国東半島を世界の目的地に成長させる一助として計画した。現在までに設置した5人のアーティストは、いずれも美術史に貢献してきた国際的に活躍する者を選定。

『ANOTHER TIME XX』アントニー・ゴームリー
photo:Yuji Shinomiya/(C)Kunisaki Art Festival Committee
『説教壇』川俣正
photo:Yuji Shinomiya/(C)Kunisaki Art Festival Committee

プロジェクトの進め方

アートを求めて地域を巡り、国東半島固有の歴史や豊かな魅力と出会う。新規客の開拓を目指す取組み。

国東半島を考えていく上で重要だと考える3つのテーマ:《異人》《地霊》《LIFE》のいずれかを表現しうるアーティストかつ、国際的評価が定まっているアーティストに制作を依頼。

国東市らしい特徴を有し、交通の要衝と考えられる場所を設置箇所として定め、作品を旅の道標として位置づける。
各アーティストは作品を設置する地域からインスピレーションを得て、その場所のためだけに構想した作品を制作。
そのため、作品が制作された背景を伝えることがすなわち設置された地域を深く理解する一助となる。

主要ターゲットとなるのは、芸術祭の鑑賞に慣れたアート愛好家。彼らは主に都市生活者や若年層の女性個人客で、それはつまり、国東半島にこれまで訪れていなかった新規客の誘致に繋がると言える。インバウンド(富裕層+FIT層)の 獲得も視野に入れ、周辺整備を進めていく。
FIT層:団体旅行やパッケージツアーを利用することなく個人で海外旅行に行くこと。Foreign Independent Tourの頭文字の略。
『Hundred Life Houses』宮島達男
『息吹』島袋道浩
『One Wild Day』鴻池朋子
『Kunisaki House』レイチェル・ホワイトリード
Photo by Takashi Kubo
Copyright:Kunisaki Peninsula Culture Tourism Promotion Project

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